
2017年にスタートした「ASAHI DECK(アサヒデッキ)」は、1970年代に流行したアメリカ製キャンバスデッキシューズを元に、アサヒ工場が1980年代に日本人向けに製造していた当時の美しいシェイプを持つラスト(靴型)を採用したデッキシューズです。デッキシューズ本来のシルエットを追及し、繊細に施されたラバーテープによりラストの造形が活かされ、製造工程は日本国内では希少となったバルカナイズ製法を採用しています。濡れた床でも滑りにくいアウトソールは、波型の切れ込みが施された、デッキシューズの代名詞です。履き口のフィッティングや左右非対称で展開されるカーブ等は、革靴さながらの美しさとフィッティングの良さが感じられ、熟練のパターンナーによって設計されたアッパーのディテールはアサヒ工場伝統のデッキシューズ本来の芸術的な美しさとなっています。